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結露でクロスが剥がれカビで黒ずんでいた壁と床を「アセットリッチ」により0円で原状回復

賃貸管理「アセットリッチ」が好調。M&Aで新事業も

デジタル軽作業、福祉、警備、ビルメン業の「エニシィング」、ゲーム・CG制作の「ジースタイル」、AI開発の「アイク・ラボ」、賃貸仲介の「ホットハウス」のホールディングスカンパニー。

22年はホットハウスの売買仲介事業部を「ほっとハウス不動産販売」、賃貸仲介・管理事業部を「HPM」に分社化した。専門性を高め、よりスピーディーにサービスを展開するのが狙いだ。

とりわけ好調なのが管理部門。退去に伴う原状回復費用を全額保証する「アセットリッチ」を武器に管理戸数を増やしている。

10月には、40年近く焼き鳥の移動販売を手掛ける「札幌明食ミート」をM&Aした。大手スーパーの駐車場などで昔から見かける〝ポパイ〟の焼き鳥屋だ。

「飲食店経営は私ができるような簡単な業界ではありません。異業種での経験を生かし、飲食店の後方支援をしていく」と田嶋祐介社長。

今後、製造工場では自社用に加え、居酒屋などの串打ち代行も担っていく。10台のキッチンカーは従来通り、スーパー前での販売を続けるが、将来的には焼き鳥店がない地方市町村に出向く計画もある。さらにはファストフードとして海外にジャパニーズ焼き鳥を届けたいという夢も描く。

これで事業会社は6社。各社間でのシナジーを出しつつ、成長曲線を描く。

部屋探しをする人を迎えに来てくれる「ミセクル」
スーパーの入り口などで営業する「ポパイ」