新病棟などの増改築を進め、広域医療体制を構築
千葉 泰二氏 三愛病院理事長・院長
多様化する疾患に対してチーム体制を整え、充実した医療の提供に日々努めている。
西胆振地区の認知症疾患医療センター指定医療機関として、22年から白老町立国民健康保険病院に「もの忘れ外来」を開設。自ら白老地域に出向いての出張診療を受け持つ。
「広域的な取り組みは、間もなく開院60周年を迎える当院の地域貢献への使命として欠かすことができない役割」
福祉関連では22年11月に、JR登別駅近くに住宅型有料老人ホーム「山桜の郷 三愛」を開設した。
「利便性がよく、地域とのふれ合いを楽しみながら自宅にいるような感覚で快適に生活してもらえる高齢者施設になっています」
23年からは4年計画で新病棟など主要施設の増改築に着工する。新施設にはコンサートや大規模な講演会にも利用できる多目的ホールの開設も予定している。