アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

谷元圭介選手

スパッとあきらめる 小学3年までサッカーをしていた。転校した学校で、友人に誘われ野球を始めた。ピッチャーに挑戦したのは高校生のとき。 「社会人時代は、一般社員と同じように仕事をしながら、プレーをしていました。2、3年続けてプロのチームから声がかからなければ、スパッと野球をあきら めようと決意していました」

浮き上がるボール 谷元選手は身長166センチの小兵。プロのピッチャーでは最小だ。「バッターに対して、ボールは上から投げ下ろすことがいいとされていますが、プロの選手はみんな大きい。下からの角度も有利に働く。今は、この身長が武器 だと思っています。ピンポン球の軌道のように、浮き上がるボールを投げることが理想的。目の前には武田久さんというお手本がいます。ロッカーが近いので、 いつも相談にのってもらっています。いつか追いつきたい存在」
半身浴 ペナントレースは長丁場。どのように 日ごろの疲れを取るかが大切だ。最近ハマっているのは半身浴。 「寮の大浴場にマンガを持ち込んで、20~30分汗をかきます。自分の世界に入ることができるので、リラックスできる。遠征先のホテルの小さなお風呂でも やりますよ。半身浴をしないと、なんかスッキリしない。翌朝、体調がよくないのです」
信頼感 2年目を迎えた今シーズン、中継ぎと して安定した成績を残し、勝ち試合でも起用されている。 「中継ぎ、抑えに強いこだわりがあるわけではありません。起用される場面で絶対、“ゼロ”に抑えてくれるという信頼感のある投手になりたい。チームとして は、球場に足を運んでくださるファンのために、目の前にある1戦1戦を全力で戦うだけです。今後とも温かい声援をよろしくお願いします」
(竹内)

◎血液型 A型
◎身長・体重 166cm・70kg 右投げ・右打ち
◎星座 みずがめ座
◎出身地 三重県
◎ハマッていること 半身浴
◎好きな寿司ネタ つぶ貝
◎好きな言葉 心が変れば人生が変る

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(たにもと・けいすけ)1985年1月28日生まれ。中部大学卒業。バイタルネットを経て、08年ドラフト7位で日本ハム入団。昨年は開幕1軍入りを果たし、プロ初勝利を上げる。下から浮き上がるようなストレートが魅力の右腕。背番号48