月刊「財界さっぽろ」

五輪開催時はアイスホッケーで使用 整備費390億円、使い勝手が悪い新月寒体育館

- -
現在の月寒体育館 ©財界さっぽろ

 目下、直接は関係のない東京五輪の大型疑獄事件の余波を受け、大きな支障を来している最中の2030年札幌五輪招致活動。それでも札幌市や地元経済界は今年末とも来年春とも言われる招致レースの決着に向け突き進むほかないのだが、大会本番時にアイスホッケーが行われる施設として整備される予定の新・月寒体育館について、跡地利用をふくめた問題が生じる可能性が指摘されているという。施設整備と大会時の仮設構造物費用含め390億円を投じる大型事業の内情とは。


*写真および記事は全て転載を禁止します。