特集・統一地方選“すったもんだ”
来春の統一地方選まで1年に迫った。道議選、札幌市議選、首長選、“すったもんだ”の動きが浮上する注目の選挙区を取り上げた。
特集内のトップ記事は「『道議選釧路市』自民7区問題に直結、定数減も…鈴木・伊東親子“それぞれの思惑”」。道議選釧路市では来春の選挙で定数4から1議席減る見通し。これにより自民党候補を巡り、今後、攻防が激化しそうだ。
釧路市はもともと保守系が強い地域。近年は自民2、公明1、民主1の構図が続いている。注目されるのは自民の小畑保則の動向だ。現在5期目で、後期には道議会議長の座を射止めた。現在73歳であることから、勇退の可能性もないわけではない。

一方で、地元自民党内には伊東良孝と鈴木貴子の、7区の公認問題がくすぶる。仮に、小畑が勇退となり、自公で3議席独占を目指すとなった場合、伊東・鈴木の両陣営が候補者擁立に傾倒していく可能性がある。自民候補のとして、伊東良孝の息子・尚悟の名前もあがる。

このほか、市議選・道議選「札幌市手稲区」、道議選「函館市」、道議選「帯広市・十勝地域」などの事情を探った。
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