月刊「財界さっぽろ」

北大・火山研が最先端予測、十勝岳・有珠山は噴火周期ど真ん中(ハザードマップ付)

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北海道内の活火山 ©財界さっぽろ

 日本国内では直近、地震が多発し、富士山噴火の可能性も危惧されるなど、天災危機が身近に迫っている。本項では道内の活火山に着目した。

 活火山とは「過去および1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動のある火山」を指す。北海道にはそれが31あるという。本誌では北海道大学大学院の理学研究院附属地震火山研究観測センターに取材を入れた。

「21世紀になってからの道内の火山は異様に静か」(同センター)と分析。その中で、現在、十勝岳と有珠山は噴火周期“ど真ん中”にあるという。十勝岳の火山ハザードマップ、有珠山の危険区域予測図も掲載した。


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