北海道開発局長(橋本幸)インタビュー・本道の“生産空間”を維持、発展させていく
7月に就任した北海道開発局長の橋本幸氏は1964年石狩管内当別町出身。札幌南高校、北海道大学大学院工業研究科土木工学専攻修了後、旧北海道開発庁へ入庁。道路行政を歩んできた。その中で2019年度にはJR北海道へ出向。頓挫の危機にあった札幌市とJR北による北海道新幹線駅ビル整備に尽力するなど、優れた調整能力を発揮してきた。第8期北海道総合開発計画では、本道の地方部こそが豊かな食と観光資源を生み出す“生産空間”と定義。同計画の核心部として策定に尽力した。
一方、橋本氏は現役ミュージシャンとしての顔も持つ。自身が企画・構成・演奏する「ハシモトコウアワー」はチケット300枚超が瞬く間に売れる人気のライブだ。親方日の丸勤めとアーティストの二面性はいかにして形作られたのか。本誌連載「旨いを結ぶ玉箒」のライター・小西由稀氏が橋本氏の半生を綴る特別読物も掲載。
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