4区・本多平直“不適切発言”余波
立憲民主党の衆院議員・本多平直氏といえば、舌鋒鋭く安倍・菅両政権に切り込む国会での姿が目立っていた。しかし、口は災いの元。選挙を控えるタイミングで舌禍を招いてしまった。今回の発言が取りざたされたのは6月初旬のこと。性犯罪規定の見直しに向けた5月の党内会議で、本多氏が話した「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」との内容が発端だった。本多氏は6月8日に国会内で記者団に釈明後は党内部や地元に対しての説明はしたが、公の場で謝罪などはないまま。その中で6月26日に開かれた立憲道連大会にも、姿を見せなかった。地元・北海道で開かれた公の席だけに、出席すればマスコミに囲まれるのは必定。本多氏自身も逃げるつもりはなかったというが、ではなぜ欠席したのか。その裏舞台を明かす。また党本部サイドが“自発的離党”を促したものの合意できず、13日になって次期衆院選での公認内定取り消しと党員資格停止が決まった。早くも立憲の代替候補の名前が複数挙がっており、気の早い本誌もその顔ぶれを予想。さらに、本多氏の地元秘書の妻が共同代表を務める団体が、今回の発言に対し、否定的な声明文を公表した件についても触れている。
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