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おぐま循環器内科・ リハビリテーションクリニック

下手稲通沿いに立地する同院(左)

循環器疾患の早期発見・治療で健康寿命延伸に貢献

 札幌市西区発寒エリアで周辺住民が〝歩いて通える循環器内科かかりつけ医〟を目指し、2022年6月に開院した。

 院内には、採血結果を即日判定可能な検査機器を設置。受診当日に採血結果を確認しながら、薬剤の調整が可能となるため、来院回数の減少につながる。忙しい現役世代や高齢者にも好評だ。

 また循環器疾患の原因となる高血圧症や糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の早期発見・治療にも注力。常勤の臨床検査技師が一般的な健康診断では行わない心・血管エコー検査も提供する。

 さらにリハビリ体制の充実も目指し、心臓や血管の病歴がある患者向けに運動療法も開始した。24年12月からは、心電図をモニタリングしながらリハビリが可能なエルゴメーターを導入。患者ごとの適切な運動量や心負荷量が確認できる。

「入院治療で改善傾向になった心臓や心身の状態の維持には運動療法を続けることが望ましい。リハビリには、再発抑制効果があることがわかっている。退院後もお手伝いができる施設にしたい」と小熊康教院長。

●診療科目
循環器内科、リハビリテーション科

●診療時間
月・火・木・金 8:30~12:00、13:30~17:00
土曜 8:30~12:00

●休診日
水曜・日曜・祝日

小熊康教院長