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南札幌病院

透析用ベッドを19床完備

各種専門外来と透析治療で地域に貢献

 複数疾患を抱える患者や人工呼吸器の装着が必要な重篤患者の長期の受け入れなど、基幹病院として半世紀以上にわたって地域医療を支えている「南札幌病院」。

 開院から今年で70年を迎える同院では、一般内科をはじめ、糖尿病や循環器、消化器、呼吸器、腎臓病などの複数の専門外来を開設。94の病床はすべて障がい者病床で、比較的長期の入院が可能だ。

 一方、慢性腎不全にともなう透析患者の増加を受け、透析治療も提供してきた。専門医と看護師、臨床工学技士が連携しながら、外来透析と入院透析を行っている。質の高い透析治療の実現に向け、日々の食事管理など生活指導も徹底。合併症の予防にも力を入れる。

 また、透析患者の通院負担の軽減と利便性の向上を図り、一般タクシーや介護タクシー業者と連携した無料送迎サービスも提供している。

●診療科目
内科、糖尿病内科、消化器内科、呼吸器内科、腎臓内科(人工透析)、循環器内科、リハビリテーション科

●診療時間
月〜金 8:45〜12:00、13:00~17:00

●休診日
土曜・日曜・祝日(透析は月~土、祝日対応)

菊水・旭山公園通り沿いに建つ
相川忠弘院長