東テク北海道
若手からベテランまで活躍。自主性と一体感を強化
空調設備販売・施工の道内最大手。旭川、釧路、帯広、北見、函館に拠点を持つ。「ウポポイ」や「さっぽろ創世スクエア」などの大型物件を手掛け、現在も札幌市内で進む大型案件のほぼ全てに携わっている。
メンテナンスや改修も行なっており、ビルの空調設備管理では、ネットワークを通して監視や制御を行うビルオートメーションの導入も促すほか、省エネソリューションも提案。こうした幅広いサービスを提供しているのは
道内でも希少だ。
24年6月には菅野範幸社長が就任。社内制度の大幅な改革を行った。
社員の声に応えて福利厚生の充実や大幅なベースアップを実施したほか、転勤のない地方限定社員の採用も新たに開始した。
「未経験者など人材の育成にも注力しています。座学のほか、実際に本社社屋の空調設備を使った実機研修。業務への理解やチームワークの醸成に向け、他の部署の仕事を1~2週間体験する制度導入も検討しています」と菅野社長。
こうした取り組みもあり24年は中途採用者数が大きく増加。若手からベテランまで活躍する布陣となった。
「25年はコンプライアンスの強化に加え、何よりも社内の一体感を高めたい。トップダウンではなく社員の自主性を尊重した全員経営をしていきます」と菅野社長。
地域貢献にも積極的で、本社周辺の清掃活動や交通安全活動では22年に白石警察署から感謝状を贈呈されている。