アメリカ本土への出店に向けて市場調査を開始
中西 泰司氏 どうきゆう社長
2本柱の外食と給食はいずれも人が重要なリソース。かねて人材強化に力を注ぐ。子ども食堂への米提供、親子調理体験などのSDGs事業をスタッフのモチベーションアップにつなげている。
主力業態の「とんかつの玉藤」は新店の登別、苫小牧も含め好調をキープ。海外1号・ハワイ店でも、パン粉などの食材への徹底的なこだわりに加え、熟練日本人調理人による〝本物〟を提供し、圧倒的な人気を集めている。
「海外ではおいしい日本食として『Sushi』と同様に『Katsu』人気が高まっています。ハワイ店の移転増床を計画しています」
今後の国内における食材コストと人件費の上昇をにらみ、「長期的な成長戦略を考える上でも、海外展開は重要」と位置づけている。25年からアメリカ本土への出店に向けた、本格的な市場調査を始める考えだ。