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デジタル技術を駆使して未来の扉を切り拓く

(たちかわ・ゆうぞう)1967年岩手県生まれ。釧路市で印刷会社DTP部門から92年創業。2002年札幌に本社移転。13年業界初のクレジット決済によるデポジット機能付き宿泊予約システムの全国展開を経てDXサポート、プロジェクションマッピング、デジタル保存などを全国へ展開。

立川 雄三氏 ワイズプランニング社長

 北海道を拠点にさまざまなITサービスを全国に展開する。24年は奈良県立博物館の総合DX化を手掛け、歴史文化資源をデジタル化。多くの行政、博物館関係者が視察に訪れ話題を集めた。

 AI分野ではデジタルヒューマンの開発を深化させて企業向けの社員教育、業務支援、労務サポートを提供。実在する社員の顔や声、専門知識を再現した生成AIエンジンは首都圏大手グループとの共同事業に発展している。

「目に見えるものを所有することに価値があった時代から、知識や才能、人脈を駆使して個性を表現する〝風の時代〟への転換期に来ている」

 新たな年も観光、介護、企業向けAIサービスを強化。大阪万博ではAI技術とプロジェクションマッピングを融合させた企画が進行中だ。

「デジタル技術を駆使して新たな挑戦を続け、未来を切り拓いていく」