グループ全社が好調。フィールドは国外へ移る
瀬尾 浩史氏 H.Eグループ社長
再エネ、不動産、農業、飲食などグループ6社を束ねる36歳。24年はどの企業も堅調な業績を上げた。
中核のH.Eエナジーは、野立て太陽光発電設備の施工販売数で道内トップを独走。24年12月には大規模プロジェクトが始動した。「ENEOSリニューアブル・エネジー」(本社・東京都)と協業し、東北エリアで低圧太陽光発電バルクを開発する。
「25年は国内のプロスポーツ機構と協業して、ソーラーシェアリングも行う予定です」
一方、不動産業を手掛けるH.Eエステートは、11月に札幌市内ススキノでホテル用地開発に成功。中央区南8条でも民泊施設の建設が進む。
国外プロジェクトが好調なのが農業事業のH.Eファームだ。自社農園で育てたカボチャは、台湾のスーパーで取り扱いがスタートした。
「再エネ、不動産事業も国外プロジェクトが動き出します」