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機械警備が伸長。平岸エリアの地域振興にも尽力

(あきば・まさと)1972年札幌市生まれ。91年同社入社。営業、総務、技術、機械警備管理の全部門を経験し、2009年から常務。14年社長に就任。札幌商工会議所2号議員(金融・サービス部会副部会長)、北海道間税会連合会常任理事・青年部会長、札幌南間税会常任理事・青年部会長、北部方面システム通信群協力会副会長、札幌柔道連盟副会長。

秋庭 征富氏 北幹警備保障社長

 マンパワーが主体とされる警備業界の将来を憂いシステムに先行投資。道内資本の会社では珍しく、コールセンターと巡回警備を組み合わせた機械警備「スマートセキュリティ」を自社開発した。

 24年は普及が加速。積極的な営業活動と丁寧な説明、迅速な警備対応が好評で顧客を増やしている。

「ここ数年の人手不足と人件費高騰により、24時間型の常駐警備は難しくなりつつあります。他社からの乗り換えも多く、病院や無人店舗からの契約が相次いだ」

 地域振興では、本社を置く札幌市豊平区の平岸中央商店街振興組合理事長やYΟSAKOIソーラン祭りの強豪「平岸天神」サポーターズクラブ発起人としても奔走する。

「新年は創業45年。警備業はまだまだ労働集約型の業界です。引き続き福利厚生の拡充や賃上げなど働きやすさの追求に取り組んでいきたい」