2事業ともに好調。自社開発アプリは次の段階へ
青山 裕亮氏 東北土建社長
戸建住宅などの建築と構造物点検・調査が二本柱。なかでも道路構造物の点検は道内トップシェアを誇る。
「両事業ともに成長しています」――24年は、40歳で社長に就いてから節目の5年。経営のバトンを受け取ってからも、企業成長を加速させている。
建築部門では、24年10月にマンションのフルリノベーションを初受注。国内大手ハウスメーカーの指定工事店として、長年培ってきた住宅構造の知識や空間デザインのノウハウを遺憾なく発揮した。
一方、点検調査部門は国交省の大型案件を完遂。さらに6月には、道外3拠点目となる営業所を福岡に開設するなど、事業規模は着実に拡大している。
「新たな年は、自社開発の点検補助アプリのさらなる普及と進化を推進します。春からは、既存アプリへAIを組み込む開発がスタートします」