アスビック
建物清掃・警備のプロ集団。多様な働き方を実現し女性も活躍
ビルメンテナンスや警備事業を手掛ける「アスビック」は、6月で創業60周年を迎えた。営業拠点は全道6カ所。取引先は1000社を超え、質の高いサービスで信頼を獲得してきた。1000人を超える従業員が日常清掃で建物の維持管理を担うほか、現金回収などの銀行のバックヤード業務も行い社会を支えている。
昨年から業務改革の一環として研修制度を一新。教育担当者による配属前のマンツーマン教育で、不安なく現場に入ることができる体制を整備した。また、多様な働き方も推し進める。勤務時間や休日など個々の希望に合わせた就労環境を実現しているため、シニア世代と女性が活躍中。昨年から外国人技能実習生も採用している。
警備部門では自衛隊や道警のOBも多数在籍し、警備業務を支えている。
待遇面でも、コロナ禍では全従業員に臨時手当として2万円を。他にもインフレ手当や60周年記念手当、期末手当の支給も行った。
松永直己社長は「会社は日々現場で働く従業員が支えており、可能な限り、社員への還元を考えたい。今後も従業員第一の精神を忘れず、労働環境の整備と社員還元を継続すべく、経営を強化したい」と語る。