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トワニ

自社ブランドの「Heart Chef」

独自の物流網と自社商品で〝食のインフラ〟に貢献

道内を拠点とする業務用食品卸の「トワニ」は、今年で創業75年を迎えた。2022年度の売上高は約217億円に上るなど、好業績を継続している。

主な顧客は、ホテルやレストランなどの外食業全般から、学校・自衛隊・病院などの集団給食施設や量販店と多岐にわたる。道民が毎日安心して食生活を送るためには、欠かせない存在といえる。

道内に15カ所 の営業拠点を持ち、全道を網羅する物流システムを構築。取引先の要望にも即座に対応するなど、顧客第一の姿勢で信頼を獲得している。また、自治体との提携で、災害時にも食を届ける体制を整備し、食のインフラに貢献している。

自社ブランドの業務用食品「Heart Chef」の開発も手掛ける。モットーは〝地域密着〟。人気商品の「厚焼きタマゴ」など現在約70アイテムをそろえており、北海道の地域ごとの味付けを忠実に再現することで、他社との差別化を図っている。今後も安全・安心を第一に品質と価格、味にこだわった商品開発の強化にも取り組む。

中村三男会長は「我々の使命は、食を通じて社会に貢献し、健康で豊かな食文化をつくる事です。今後も、北海道の〝食〟を支えていきます」と語る。

中村三男会長