道路建設
一歩先を行く働き方改革で健康経営を推進
1967年創業。舗装工事を主軸に、アスファルト合材の販売や除排雪事業も行う。高い技術力が評価され、これまでに北海道知事から感謝状を6度贈られるなど〝道づくり〟のエキスパートとして道内のインフラを支えている。
近年は建設業界離れや人手不足の解決に向けて健康経営への取り組みを強化。その一環として、昨年には新部門「建設ディレクター室」を設置した。宮﨑健悟社長は「ITとコミュニケーションスキルで現場を支援する専門職『建設ディレクター』を業界に先駆けて取り入れました。業務の分業化で作業効率が上がり、現場社員の負担が軽減しました。新たな雇用創出や働き方改革の推進など好循環につながっています」と語る。
若手社員向けの「Doukenアカデミー」など各種自社研修をはじめ、福利厚生の充実など労働環境の整備も進め、今年も「健康経営優良法人」に認定されている。
一方、苫小牧を拠点に活動する女子アイスホッケーチーム「道路建設ペリグリン」の活動支援や自治体への寄付など社会貢献にも取り組む。
「社員のモチベーションを高めることは、結果として会社の利益にもつながります。今後も〝社員ファースト〟を貫き、働きやすく働きがいのある企業を目指します」と宮﨑社長。