「ラ・パン」出店が加速。新たな業態も構想中
小澤 正直氏 アニスト社長
そばやラーメンを中心に飲食店26店とオーダースーツ店「エフワン」を経営。中でも自社ブランドと本州企業がコラボした「Oj珈琲×タニタカフェ」や、ススキノで2店舗を展開する焼き鳥店「博多かわ屋」などが評判だ。
22年は「高級生食パン専門店ラ・パン」がドラッグストア「サツドラ」屯田店と北8条店、「ツルハ」上野幌店内にインショップ型で入居、5店舗体制となった。
「競合他社よりも低価格帯や季節限定品が多く、リピーターの獲得につながった」と23年も「ラ・パン」出店を計画。初のイートイン併設店も予定している。
今後はラーメンの新ブランド立ちあげや既存店のリブランディングにも挑戦する。
「特にそば業態は担い手が不足している。超高齢社会や健康志向で市場が拡大しており、飲食業界で最も将来性があるとアピールしていきたい」