菊地和正選手

水泳　小学1年から4年までは水泳教室に通っていた。

「やめたら母親にほかのスポーツやるように言われ、空手道場へ見学に連れて行かれました。さすがに空手は嫌だったので、そのあと見た野球少年団入りを即決しました」
控え選手　中学はオール前橋ボーイズ、高校は樹徳高校野球部に所属。
「中学までは内野手ですが、高1から投手も始めた。大学までレギュラーじゃなかったので、いろんなポジションを転々としてました」
大学野球　上武大学野球部ではエースとしてチームを率いた。しかしプロを意識したのは4年になってからだ。
「野球をずっとやりたいとは思ってましたが、具体的に考えてはいなかった。大学に行けてさらに野球までできた。在学中はとにかく野球を頑張ろうという気持ちでした」
ドラフト指名　04年のプロ野球ドラフト会議でファイターズから6巡目指名を受けた。
「生まれて初めて群馬県を出ました。決断というほどのものはなかったです。ただプロで野球を続けられることがすごくうれしかったのを覚えてます」
千葉の休日　07年に結婚した。お相手は、大学卒業間際に通っていた自動車学校の教官だった女性。
自宅は千葉にあるので関東への遠征のたびに帰っている。
「手料理だとピーマンの肉詰めがおいしい。休日は2人で買い物や映画に出かけます。ただもともと出無精なので、こっちではごろごろしてしまうことが多いです」
パペルボン　大リーグボストン・レッドソックスのジョナサン・パペルボン投手のプレースタイルが目標。
「ストレートだけで抑えるパワー系の選手にあこがれるんです」
チームのために　入団5年目の今シーズン、初の開幕1軍となった。
「数字を目標にすると、目の前のことが消えてしまいそうなので、次の1試合を頑張ることが目標です。そしてチームが優勝できるように1試合でも多く投げたいと思います」
（安藤健）