月刊「財界さっぽろ」

核のゴミ騒動で、知事(鈴木直道)と道議会議長(村田憲俊)のヒビ割れた関係

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道議会で答弁する鈴木直道知事(手前)と村田憲俊議長 ©財界さっぽろ

「頬を札束でたたくようなやり方」だ――鈴木直道知事は、浮上した核のゴミ騒動で“NO”の姿勢を打ち出し、報道陣を前に、こうインパクトを残した。この言葉に愕然(がくぜん)としたのは村田憲俊道議会議長だ。最終処分場の文献調査への応募を表明した寿都町と神恵内村は自身の選挙区内。後志管内には泊原発があり、本人はエネルギー政策をライフワークとしている。これまで鈴木知事に対して、寛容な立ち場だったが、両者の関係に亀裂が走った。


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