サン建築設計グループ
不動産の総合商社として、変化を恐れず進化
06年創業。社名のサンは「Smile」「Universe」「Network」の3つのコンセプトが由来だ。賃貸用RCマンションの建設を主力事業とする「サン建築設計」は、商業・医療施設の建設・リフォームなども手掛ける業界大手。
20年には「スミノイエ」を展開するハウスメーカー「ホーム企画センター」(本社・札幌市)の事業を承継し、住宅業界に参入。一躍注目を集めた急成長企業だ。
「不動産の総合商社」を標ぼうする中村晴哉社長は、協力会社との強力なパイプを構築。北海道の建設業が閑散期となる冬場も受注・供給できる独自の通年システムを武器に安定的な商品提供を可能にしている。
物流パートナー企業やロジスティック企業との協業体制「3PC(サード・パーティー・コンストラクト)」も特徴。さらに安全衛生協力会(太陽会)などで、安全と衛生に配慮したさまざまな取り組みを行っている。
現在、年間70棟のRCマンションを供給しており、累計供給棟数は1200棟を突破した。さらに「ホーム企画センター」では年間120棟を戸建て住宅を供給している。
中村社長は「26年の創業20周年に向けて新年は重要な年。今後も『変化なくして進化なし』を胸に、社員やその家族、地域や社会の新しい未来を切り拓いていきたい」と語る。