カルビー 北海道支店
年齢や性別を問わず愛される商品へ成長させる
「ポテトチップス」で有名な国内食品メーカー大手。製品に使用する国産じゃがいもの約8割が道産であり、北海道を重要拠点として捉えている。目下、北海道支店では「北海道からもっとおいしさと楽しさを。」をスローガンに掲げ、道内市場を切り開いている。
力を入れているのが道内限定商品「じゃがいも道 ほたてと昆布の旨しお味」のプロモーションだ。22年10月のリリースから毎年、道産じゃがいもを使用できる時期に限り発売している。24年1月には「じゃがいも道 ところピンクにんにく味」も発売した。
9月からは千歳市にある北海道工場に勤務する従業員が出演した「じゃがいも道」のテレビCMもスタート。10月には「じゃがいも道ファンミーティングin札幌」をさっぽろテレビ塔で開催し、抽選で選ばれたファン30人とじゃがいも道のPOPづくりのワークショップなどを催した。
同商品はリリースから3年目に突入。認知度アップとともに販売数も伸長している。
秋山貴志北海道支店長は「『じゃがいも道』を老若男女に愛される商品に育てるには、売り場で消費者と商品の接点を増やすことが大切であり、小売業様のご協力が必要不可欠です。当社商品を売り場で展開していただくからには、しっかりと価値を消費者に伝え、スナックカテゴリーの売り上げアップに貢献できる提案をしていきます」と話す。
今後も道内への訴求を図った商品や企画を提案し「北海道からもっとおいしさと楽しさを。」を具現化していく。