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自動車事業は今後も不滅。新ビジネスにも取り組む

(しどう・まさゆき)1949年芦別市生まれ。中央大学卒業。86年大黒自工入社。91年に社長就任。2016年11月から札幌商工会議所副会頭を務める。

紫藤 正行氏 ダイコクグループ代表

 トラック、タクシー、修理業など自動車関連事業を中核とする地場大手グループ代表。

 石狩市で実証運行されてきたオンデマンド交通事業にも参画。25年度のサービス提供を受け、24年9月に推進協議会会長へ就任した。

「産業としての自動車運送の必要性は変わらない。自動運転などの技術革新に応じて生まれる新たなビジネスに取り組んでいきたい」

 就任8年、3期目の札幌商工会議所副会頭としては、札幌商工会議所専門学校の担当副会頭として汗をかく。

「全国唯一の商工会議所運営による専門学校として、企業に不可欠な〝数字〟に強い人材を養成する」と意気込む。

 長年務める北海道地方更生保護協会理事長としては、出所者支援にも尽力してきた。

「更生保護は安全安心で明るい社会を守る上での〝影〟の部分。重要な社会貢献として今後も続けていきたい」