テクノロジーを駆使し、北海道の未来を切り拓く
植村 隆弘氏 NTTデータ北海道社長
国内大手のNTTデータグループに属し、道内IT業界を先導する企業のトップとして24年6月から手腕を振るう。
「ITの側面から北海道や企業が抱える社会課題を解決することが使命です」
官民双方から安定した受注があり、24年は札幌市と「さっぽろウェルネスパートナー協定」を締結。収集・分析した健康データを活用し、札幌市が目指す健康寿命延伸に向けた施策立案の支援を行う。
一方、民間からもさまざまな経営相談が舞い込む。抽象的な課題や相談でも論理的に分析し、テクノロジーを駆使した解決策を提案。コンサルから開発システムの保守まで一気通貫で対応する。
新年は、3カ年の中期経営計画の初年度にあたる。
「1次産業の衰退や医療格差など、今後想定される北海道の姿や社会課題に対して、今から手を打っていく。北海道の未来を切り拓きます」