石田製本
デジタルと製本の融合をテーマにニーズを具現化
「紙の大量生産・大量消費から時代はシフトし、小ロットの需要にどれだけ応えられるかが鍵となります」と話すのは、製本を主事業とする「石田製本」の石田雅巳社長だ。
手づくりの温もりを大切にしつつ、オリジナルの絵本や自社ブランド商品などの事業を展開。主力事業の1つになっているのは卒園・卒業アルバムの制作で、年間1200を超える施設から受注し、細部にまでこだわった丁寧な仕上げが人気を集めている。
2023年からは、製本で培ったノウハウを生かして、個人冊子のハードカバー製本サービス「CRAFT ZINE」を開始。個人制作の作品集の需要拡大を受けて、製本会社ならではのモノづくりに加え〝コトづくり〟も意識した製品を提供している。
「個人冊子ではなかなか手が届かないハードカバーですが、オンデマンド印刷で多くの実績を積んできた技術とノウハウを投入し、小ロットの受注を可能としました」(石田社長)
近年は、商品のデジタル化や働き方のDX化も進めている。
「ニーズを忠実に〝カタチ〟にすることが当社の理念。デジタルと製本の融合で新たな価値を創造していきたい」と石田社長は話す。