社会保険労務士法人MIKATA
女性目線の実践的ハラスメント対策を提供
スタッフ全員が女性の社会保険労務士法人「MIKATA」。女性目線のハラスメント対策が顧問先から好評だ。
本間あづみ代表は「顧問先などからハラスメントに関する相談や外部相談窓口の依頼が増えています。管理職がハラスメントを過剰に意識するあまり、部下と必要以上に距離を取り、必要なコミュニケーションがとれなくなるケースもあります。より実践的な対策が重要です」と語る。
ハラスメントの〝セーフ・アウト〟の線引きについて大谷朋子社会保険労務士は「特にセクハラは、双方の関係性によって認識が変わる、というのが現実です。信頼できる相手の発言か否かで、受け手の捉え方は異なります。日頃のコミュニケーションが重要」とアドバイスする。
さらに藤原知子社会保険労務士は「これまでの価値観が通用しなくなってきています。今後、男性の育休取得も増えます。〝男だから〟〝女だから〟と区別しない柔軟な思考が経営陣には必要です」と話す。
同法人では、札幌中小企業支援センターの「さっぽろ人材サポートデスク(ひとサポ)」の相談業務を担っており、各種法改正など最新情報の解説動画を毎週配信している。