月刊「財界さっぽろ」

青山市長に「人間として最低」室蘭市長選、暴言長老市議が対抗馬擁立へ

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 今年3月の室蘭市議会定例会で、市議の1人が青山剛市長に対して議事録の残る公の場で「人間として最低だ」と発言。市長はTwitterで「さすがに心が傷つく」と自身の心境を吐露した。

青山剛室蘭市長 ©財界さっぽろ

 当初、議会は長老市議の発言は全体の中の一部で問題無いとの姿勢。一方で市長のSNSについては「議会のことは議会で反論を」とTwitterの使い方を改めるよう申し入れた。SNS時代だけにこうした話が世間に出回るのは早い。全国から市議や議会に対して反論が湧きあがり、議会側も長老市議を含む全員に対して「品位を再確認」するよう注意を呼びかけ方向転換した。

 この長老市議が市長に苦言を呈するのは今回に限ったことではない。市長が市議時代からの因縁や、市長当選後の対応について大きな問題がある、として長らく追及をしてきた。市長選挙を来春に控え、対抗馬の擁立も模索しているという。


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