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株式会社Francfrancの株式取得(子会社化)のお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、株式会社Francfranc(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:佐野 一幸、以下「FJP」という。)の全株式を取得し(以下「本株式取得」という。)、子会社化することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせします。

1. 株式取得(子会社化)の目的・理由・方法 当社グループは、地域のインフラとなるべく、ファーマシー事業とリテール事業を柱の事業としております。ファーマシー事業においては、全国に調剤薬局チェーンを展開しており、当社及びグループ各社は、積極的な新規出店のほか、M&Aを活用して事業拡大を図っております。また、医療機関と連携した在宅対応や継続的な服薬管理、「かかりつけ薬剤師・薬局」機能の強化等、全国各地で地域に密着した医療サービスの提供に取り組んでおります。 リテール事業においては、お客様のニーズに応えるオンリーワンのトータルビューティショップとして、常に新鮮なコスメ&ビューティアイテムを楽しく選べる場を提供することを目指しているコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルぺ」を展開し、コスメを中心とした独自性のある商品構成とすることで他社店舗との明確な差別化を図るとともに、更なる拡大を進めております。 今回、当社が全株式を取得する方法により子会社化するFJPは、創業以来、20代~30代の女性を中心とする幅広い層のお客様をターゲットとした主力ブランド「Francfranc」を中心にインテリア・雑貨小売販売事業を展開しており、国内152店舗、海外9店舗の店舗運営及びECを通じて、都会的かつ洗練されたライフスタイル提案を実践しております。 「アインズ&トルぺ」と「Francfranc」は、出店エリア、主要な顧客層及びその価値観に類似性がある一方で、販売する商品のカテゴリーは異なる部門を得意とする補完関係にあることから、当社グループにFJPを迎えることにより、両社の強みを活かしたシナジーを発揮することができると考えております。具体的には以下のようなシナジーを見込んでおります。

① クロスマーチャンダイジング 異なる商品カテゴリーを強みとする両社の店舗が、互いのプライベート商品を陳列し、顧客に対して、幅広い商品選択肢を提示することで、顧客満足度及び顧客単価の向上が可能です。

② 戦略的な店舗開発 「アインズ&トルぺ」と「Francfranc」の出店エリアは主要都市を中心に駅ビルや商業施設等、ターゲットが近く、店舗同士に親和性があります。大規模面積の物件への戦略的共同出店等、出店形態のバリエーションを拡大し、更なるビジネス機会の拡大を図ることが可能です。

③ ノウハウの共有による魅力的な商品開発 「アインズ&トルぺ」及び「Francfranc」は、ともに顧客へのライフスタイルの提案をミッションに掲げ、顧客の価値観に影響を与えられる商品開発に注力してまいりました。両社の商品開発ノウハウを共有することで、更に満足度の高い商品開発を行うことが可能です。

相互に補完関係にある両社の有する強みを融合することで、顧客サービスの向上を実現させ、グループの企業価値を高めてまいります。



(注)「所有割合」とは、当社が2024年6月6日に公表した「2024年4月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(以下「当社通期決算短信」という。)に記載された2024年4月30日現在の発行済株式総数(35,428,212株)から当社通期決算短信に記載された2024年4月30日現在の当社が保有する自己株式数(100,091株、期末自己株式数(433,891株)から株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する株式数(333,800株)を控除)を控除した株式数(35,328,121株)に対する割合(小数点以下第三位を四捨五入しております。)をいいます。

(注)本株式取得の実行は、独占禁止法第10条第2項に基づく届出にかかる公正取引委員会審査の結果において、排除措置命令の発令等がないことが前提となります。

6. 今後の見通し 本株式取得により、FJPは当社の連結子会社となり、当社グループの企業価値向上に資するものと考えております。なお、本株式取得による2025年4月期通期の当社連結業績に与える影響については現在精査中です。今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに開示いたします。

以上