北海道の当社薬局における 脳卒中予防を目的とした「心房細動の早期発見」の取り組みについて

当社グループは、一般社団法人スマートヘルスケア協会とNPO法人北海道医療連携ネットワーク協議会が連携して進める「薬局における脳卒中・循環器病対策サービス（心電図測定）」に賛同し、心電計付き上腕式血圧計（以下、心電計付き血圧計）を用いて、脳卒中予防を目的とした「心房細動の早期発見」に向けての取り組みを、「心房細動週間」である2024年3月9日～15日の期間において、北海道の薬局113店舗にて実施します。

　2022年7月より、関東地区の薬局15店舗にて心電計付き血圧計を設置しており、地域のご希望の方に測定を行い、連動する専用アプリによる解析結果及びチェックシートから薬剤師が心房細動のリスクを確認し、心房細動の可能性が示唆された場合には、かかりつけ医をはじめとした専門医療機関への受診勧奨、
トレーシングレポート*の提出を実施しています。
*トレーシングレポートは、患者さまより聞き取った項目の治療上必要な情報を医師へフィードバックするものです。「緊急性は低いものの、処方医に情報提供した方が望ましい」と判断された内容を、医師へ情報伝達することにより情報の共有化を図るとともに、今後の治療へ繋げていくことを目的としています。

　当社グループは、2021年5月に特定した重点課題（マテリアリティ）のひとつである、「地域社会・取引先との連携」における取り組みとして、「地域社会との調和と共生を目指し、健康活動等を通じた社会貢献を推進する」を掲げております。これまでも地域の方への医療や健康の啓発活動を各地で開催するとともに、認知症サポーターの養成等を通じて、地域の健康維持・推進に向けて取り組んできました。今後も、疾病啓発や早期発見の機会を創出し、より健康で持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。

以上