原因は金銭トラブル 中和石油の杉澤一族、次男と三男が法廷闘争
ガソリンスタンド経営や宿泊施設運営を手がける「中和石油」グループの杉澤一族といえば、札幌では知られた存在。1954年の創業以後、2代目の杉澤達史氏はとくに経済界で存在感を発揮したが、15年に急死。3人いる子息のうち次男の謙次郎氏が後を継いだ。一方、7つ年下の三男・正通氏は保育園事業を手がける「中和興産」の専務理事。同社は2人の母・廣子氏が社長を務めている。距離のある関係という2人の仲でトラブルが公になったのは、次男が起こした訴訟によってのことだった。
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