消費拡大キャンペーンのウラで… 生乳卸「ちえのわ事業協同組合」(別海町)が“覚悟”の廃棄
「ぜひ『ちえのわ』を取材して、廃棄の事実を報道してもらえないでしょうか」
本誌に届いた1通のメール。おそらく酪農家とおぼしきその人から届いた内容は、道東の酪農家が搾りたての生乳をそのまま廃棄している、という内部告発だった。
時折しも、乳業メーカーが処理できずに廃棄が出るのを防ぐため、国や業界が大々的にキャンペーンを行っている最中のこと。しかも、地元の酪農家のみならずJAや国・自治体、マスコミ、中央会やホクレンまでに知れ渡る事実だという。廃棄を行ったという自主流通の生乳卸「ちえのわ事業協同組合」の代表を直撃すると、それを認めた上で、本誌に嘘偽りない“覚悟”を語るのだった。
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