大家業で安定経営を確立。我が子の成長も実感
坂上 一樹氏 LEE不動産社長
年間家賃収入は7億円以上。地価高騰を背景に自社所有物件の売却も進め、売却額は年間10億円に上った。大家業で安定した経営基盤を築く。
一方、かつて自社で企画した賃貸アパートの買い取り再販も行っている。
「当社が企画した1階を車庫にした木造アパートは、40年以上の耐久性があると自負しています。今の時代でも十分に通用する」と十数年たった今も自らの〝作品〟には絶対の自信を持っている。
コロナの影響が懸念されたニセコの賃貸マンションは、想定外の形で利益をもたらしている。
「東京在住のビジネスマンがリモートワークの場として数カ月借りています。これだけでも約30人です」
4人の子どもに加え、長女の夫も同社で勤務している。「経理を中心に活躍してくれている。安心して任せられる」と我が子の成長に目を細める。