うめつ内科 糖尿病・内分泌クリニック
糖尿病の誤解と偏見に立ち向かう専門医
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医の梅津正明院長は「糖尿病に対する〝負のイメージ〟から、病気であることを周囲に隠しているという声を聞くことがあります。『病気だと認めたくない』『継続した治療はしたくない』という思いが必要な治療の妨げになっているケースもあります」と話す。
また、「合併症で早死にする」「治療が大変で仕事に支障をきたす」といった誤解が、結婚や就職などに大きな影響を及ぼしている。
梅津院長は「糖尿病は早期から血糖値を適切に管理することで、生涯にわたって合併症の発症を抑え、健常人と変わらない人生を送ることも可能です。不正確な情報や知識で糖尿病患者を差別することは許されません」と訴える。
糖尿病は自覚症状が無く、健診で異常があれば受診のタイミングだ。
梅津院長は「医師との信頼関係が長期戦を征する重要なポイントです。正論に終始せず、食事、運動、服薬を組み合わせた〝継続できる治療プラン〟を患者さんと一緒に考えています」と話す。